ヒシ(Water Chestnut)は、湖・湿地・池・用水路などの水辺環境に自生する一年草の水生植物です。
その果実には、天然ポリフェノールが約13,000 mg/100 g、ケルセチン配糖体が約8,000 mg/100 g 含まれており、優れた抗酸化素材として知られています。
一方、Enzymatically Modified Isoquercitrin(製品名:En-Quercetin™)は、酵素処理技術によって吸収率と安定性を向上させた天然由来の抗酸化成分であり、その機能性は多くの研究により実証されています。
TJE は、この ヒシ由来抽出物と En-Quercetin™ を組み合わせた複合素材で、動物試験において肝機能の保護やアルコール摂取後の宿酔軽減に寄与する可能性が確認されています。
TJEの宿酔緩和および肝機能保護に関する動物試験評価
血液分析により、時間経過に伴うアルコール濃度、ADH(アルコールデヒドロゲナーゼ)、アセトアルデヒド、ALDH(アルデヒドデヒドロゲナーゼ)を測定した結果、TJE投与群ではアルコールの分解速度が速く、より安定して代謝が進行する傾向が確認されました。
肝組織を用いた ADH、ALDH、MDA(マロンジアルデヒド)の測定においても、TJE投与群ではアルコール代謝効率の向上と酸化的損傷の抑制傾向が観察されました。これらの結果から、TJEはアルコール摂取による肝障害を軽減し、肝機能の改善に寄与する可能性を持つ複合素材であることが示唆されています。